障がい者二十歳の写真展
障がいのある人にとって「二十歳」とはどんな年齢なのでしょう。
一般的には、二十歳は自立に向かう年齢です。
でも、障がいのある人の場合には「自立」だけが目標ではないように思うのです。
障がいのある人の「二十歳」を考える時、それは本人だけではなく、
家族にとっての意味を考えてみる必要があります。
その家族の、20年間のドラマがあるはずです。
そんな思いから「障がいのある人の二十歳」をキーワードに写真展を
開催することになりました。
今年二十歳になった人は、家族とともに20年間を振り返る写真展に。
すでに二十歳を過ぎている人は、今日までを振り返る写真展にしたい。
ひとりひとりの苦しみや悲しみ、喜びや楽しみを振り返り、
これからの人生のエネルギーにしたいと考えています。
人はだれでも、だれかに支えられて生きています。
支えられた分だけ、ありがとうの思いは伝えたい。
『障がい者二十歳の写真展』は
今日までを振り返り、お互いにありがとうを伝え合うイベントです。
2013年9月7日