
日本障がい者写真協会とは
日本障がい者写真協会の活動は、平成21年5月に障がい者二十歳の写真展実行委員会を以ってスタートしました。
なぜ、障がい者の二十歳の写真展を企画したのか?
障がいのある人は学校を卒業してしまうと写真を撮ってもらう機会が極端に減ってしまいます。
成人式の写真も家庭の事情で撮らないケース、スタジオで断られてしまい、記念の写真を残したくても叶わなかったケース、さまざまな理由から結局は成人式の写真を撮らなかったという家庭は少なくありません。
でも、改めて障がいのある人の「二十歳」を考えるとそれは大きな節目だと思います。その家族だけの20年間のドラマを振り返る大きな節目です。
そんな思いから「障がいのある人の二十歳」をキーワードに写真展を開催しました。
二十歳になった人が家族と共に20年間を振り返る写真展にしたい。
ひとりひとりの苦しみや悲しみ、喜びや楽しみを振り返り、これからの人生のエネルギーなるような写真展にしたい。
それはきっと、いま、障がいのある子どもの子育てをしているお母さん、お父さんにとっても力強いエールになると思っています。
でも、私たちが特定非営利活動法人日本障がい者写真協会として再スタートをしたのは、別の理由がありました。
障がいのある人たちが写真を撮る、その支援もしたいという思いです。
だれでも、趣味と言えるものを身につけることは容易ではありません。障がいのある人が自分を表現できる手段を獲得することには更にハードルがあります。
私たちは写真にはさまざまな可能性があると思っています。障がいのある人が自分を表現する手段としてカメラを使うことに大きな可能性を感じています。
これからは「障がいのある人の生きる姿を写真に残す」という活動、そして「障がいのある人の自己表現を支援する」という活動を軸に私たちは進んで行きたいと思っています。
共に喜び合えるシーンの創造、これが私たちのテーマです。
こどもたちは、オヤジのチカラを待っている。
コーディネーターの関根です。
Facebookでは、何度かお知らせしましたが、
正式なお知らせをしていませんでした。
3月8日(日)
さいたま市にある埼玉県障害者交流センターにて、
センター主催イベント
「第2回 こどもたちは、オヤジのチカラを待っている。」が開催されます。
昨年に続いて、今年もJPACでは、
「プロカメラマンによる写真撮影会」と
「障がい者二十歳の写真展」を開催します。
1枚100円で、その場でお渡しする体験撮影と
台紙付きの本格撮影(2,000円〜)を行います。
当日、会場でのお申し込みですので、
家族でビシッと決めてお越しください!
他にも、絵画展や、お絵かきワークショップ、
障害児子育て中のパパママトークや読み聞かせライブ、
障害者ダイビング、きょうだい児支援活動、障害者支援ツールのご紹介などなど・・・
盛りだくさんの内容です。
そして、メインとなるのは14時からの講演会。
今年は毎日新聞記者の野沢和弘氏を講師にお招きして、
「障害児・者の権利擁護」(第1部)
「父親として息子との関わりについて」(第2部)
と、興味深いお話が聞けます。
まだ、定員には若干の余裕があるようですので、
お気軽に交流センターに問い合わせてみてください。
詳しくは、埼玉県障害者交流センターWebサイトのイベントページをご覧ください。→こちら
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2015年2月25日 | コメント/トラックバック(0) |
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